R i n g - L o n g - P h o t o s  S o u p S o u p S o u p  G a l l e r y

大海を見にいこう。

①井の中の蛙、大海を知らず。

②されど空の青さを知る。

 

 ①のフレーズは結構よく聞きますが

 ②のフレーズはあまりなかなか聞きません。

 

私は、意表を突かれちゃいました。

こんな続きがあったんだなーと。

 

サムネイルにもイメージの沸く

画像を作ってみました。

結構、情景が浮かびますよね。

 

フレーズ①

「井の中の蛙、大海を知らず」

この言葉について少し考えてみたいと思います。

※私的な解釈です(笑)あしからず。

 

蛙は、井戸を出て、大きな海を見る。

なんと素敵な光景でしょうか。

 

蛙にとってみれば、

こりゃもう、おったまげます。

見たこともない景色が

そこに広がっているのですから。

 

~何度も言いますが

 結構オリジナルな解釈なので

 解せない人もいるかと思われますが

 今しばらくお付き合いください。

 時間の無駄になってしまうのが嫌なので、

 お忙しい方は読むのをおやめください。

 お時間のある方どうぞ(*^-^*)~

 

ここまでの想像はOKなんですが、

ここから例のごとく蛙は、

飛び出そうとします。

 

行ってしまうの?

危ないよ?

 

「止めないでください。

私は、海にいきます。」

 

やめときなよ。死んじまうよ?

 

「大丈夫です。だってほら、

あんなにたくさんの水があるんだ。

きっと大丈夫。泳げます。」

 

そういって大海原を目指す蛙。

彼は、知識がありません。

海に出て、生きていく知識が

圧倒的にありません。

 

たぶん。

即死です。

 

まずは、近所の図書館に行くことを勧めたい。

人の話も少しは聞くべきだと思います。

 

願わくば、しばらく、、、内地で。

お勉強して、、、、対策を立てるべきです。

 

「いや、大丈夫です奥さん。

ご心配ありません。私は、

この井戸でいっちばん強い蛙ですから。」

 

あの人ったら、大海原へ行って

一体、何をするというのでしょうか。

 

もっと強い蛙に会いに行くのでしょうか?

ワンピースみたいなものか何かでしょうか?

 

塩水で生きて行けるのかしら?

 

行ってどうなるのでしょう。

心配です。ついていこうかしら?

あれ?これは、、、あたい、、、

 

 好き、、、

 

 

 

井の中の蛙とは、

海も山も川も世間も知りません。

そういう話です。

 

誰しもが、限られた世間しか知りませんし、

個人が大きな世界を目指すには、

普通、知識量が不足している。

これが現実でしょう。

 

しかし、蛙を塩水の海に

行かせてはいけない。

死んじゃうかもしれない。

 

という知識くらいはあります。

せめて、その程度の知識を

彼に、教えてあげるべきです。

 

夢物語ではなく現実的なことを言っています。

 

大海を知る事。

それは、、、、

 

”知らないことに目を向ける”

必要がある。

 

”知ろうとする”

必要がある。

 

じゃないと生きていけない。

 

 アリストテレスの言葉に

「人は生まれながらに、知ることを欲する」

というものがあります。

 

ここで、一度、戻ります。

 

が、

しかし、彼は蛙です。

 

人ではありません。

 

”知るを欲す”

 

とかなんとか、

そんな概念は

ありゃしませんよ。

 

塩水へ向かうためには

それなりの準備が必要です。

生きていかなくてはいけない。

自分の身を守りながら。

 

 

そしてここから

私の個人的な生活においての話に

つながってゆくのですが

 

現在、私は、

後輩を、集中的に教育しています。

 

彼は、まさに、ノリで生きている

お調子者の、蛙です。

私のプロフィールにも書いていますが、

生業を土木施工管理としています。

 

後輩の彼は、最近、

現場で大きなトノサマガエルを見つけて

かなりの勢いで、ビビッていましたが、

安心してください。

どちらかというと、あなたも蛙です。

 

なんだったら、態度は

あんたの目の前にいるその

トノサマガエルぐらい偉そうです。

パイセンの私はどちらかというと

あなたよりビビッています。

 

業界内へ参入してきているものの

生半可な、知識と、経験では、

本当にこの土木施工管理という大海原では

おぼれてしまいます。

私自身、何度も死にかけました。

 

トノサマガエルの彼に

何とか現場で生きて行ってもらえるように

現場に行くときの心構えや、下準備

装備品、武器の仕込み方、考え方を

短期間集中型で教え込んでいます。

 

現場でのケーススタディの実地をこなし

一日中しゃべり続けて説明する。

海の深さと怖さ、泳ぎ方、息の仕方を教えています。

時にはサバイバルの厳しさを

ナイフを首元に突き立てるような

ものの言い方で伝えています。

 

それもこれも、彼の今後を考えると

自分がどのような状態にいるかの認識が

甘すぎるからです。

 

確実に干からびて死んでしまうのは

目に見えています。

 

力づくでも、知識を叩き込む。

これは、愛です。

 

なんでもバランス感覚が必要だし、

とても肝要です。

とにかく生きていてほしい。

本気でぶつけて、教え込みます。

 

とはいえ、私ができることはここまで。

あとは彼が、自ら学び体験し、経験を積んで行く。

それを見守る。

時折、アドバイスしていく。

そのくらいの程度です。

自らの経験に勝るものはありませんものね。

転ばぬ先の杖。

これくらいの事しか、伝えられませんし

渡すことしかできません。

 

大体、

その杖を持ったまま、転ぶものです。

 

致命傷にならなければ、大丈夫。

立ち上がる気力さえあれば何とかなる。

 

だけど彼は言うんです。

「いつか人を口だけで使いたい」と。

  

「井の中の蛙、大海を知らず。

 されど空の青さを知る。」

 

 

どんな青さや。

 

その青さ、私は、嫌いだな。

 

ってなったので、もう仕方ねえ。

塩水にぶっこんでやりました。

 

それくらいがちょうどいい

蛙もいるってことです。

 

きっと彼は土木技術者として

成長すると思います。

 

皆様。

油断しないように生きていきましょう。

 

以上終わりたいと思います。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

 

ではまた!

 

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