生後間もない子供が、言葉を覚え、
発語に至るまでに関して、
やって良かったなと実感した事例を
ご紹介したいと思います。
”こんな人に読んでほしい!”
子供のしゃべりが遅いなどの
子供の知育に関して
悩みを抱えている
お母さんお父さん必見です!
早ければ早いほど、
いいかもしれませんが
今からでも遅くないはず!
また、今後、子供が欲しい!!
と思っている方についても、
いつか訪れるであろう
子供との生活のため、
ご参考程度に一度、
目を通しておいても
よい内容となっています。
あいうえお声掛け
ひとつめは、
生後間もないころから、
赤ちゃんに
「50音」をゆっくりと声掛けしていく。
これには以下のような目的があります。
- 50音の違いを明確に刷り込んでいく。
- 言葉のマテリアル(素材)をしっかりと認識させる。
- 日常会話から言葉の構成への理解を促す。
なに?むつかしい!
って思ったあなた、ご心配いりません。
作業自体はとっても簡単。
赤ちゃんに向かって
あ、い、う、え、お
か、き、く、け、こ
と語り掛けるだけです。
色々な声掛けがあるかと思われますが
実はコレ、とっても有効な声掛けなんです。
実際、どういう効果が得られたかというと
現在、2歳ちょうどのわが子の
発言内容をまとめてみましたので
ざっとご確認ください。
わが子の発言履歴(2歳0か月)
かなり多いんですが
サーっと見てみてください。
- あっち行く
- 美味しい
- 最高!
- ありがと
- さんきゅー
- ハイチーズ
- 撮れた、撮った
- ゴミ収集車
- 道路パトロールカー
- ハスラー
- ミニオン見る
- いただきます
- ごちそうさま
- いちご電車
- 電車
- チャギントン
- 走ってる
- 雨降ってる
- 雨きた
- 気持ちいなー
- おもろい
- ねんねしてる
- ちょうだい
- お願い
- 間違えちゃった
- こわい、こわかった
- 扇風機付けて
- とと(父)かか(母)
- パパ
- ママ
- とーちゃん
- かーちゃん
- じいじ
- ばあば
- まてまてー
- ちゃーちゃんおはよ~
- カンパーイ
- じゃんけんじゃんけんじゃんけんぽん
- グー
- チョキ
- パー
- 並んでる
- もう一回きて
- バス来た
- 電車来た
- 来たよー
- 出発しよ
- 赤信号止まってる
- 速ーい
- どっちからくるかなー
- 似てる
- トンネルー
- トンネル通ってるー
- しょうぼうしゃ
- きゅうきゅうしゃ
- アンビュランス
- スーパーアンビュランス
- アジテータ
- ユンボ
- バックホウ
- コンテナトレーラー
- ロードローラー
- ダンプ
- クレーン
- アンパンマン
- 食パン
- ジープ
- 時計
- 電話して?(ミニオン危機一髪ルーシー)
- ペンギン
- サメ
- 猫
- カラス
- 犬
- ワンちゃん
- にゃーん
- キャリアカー
- お茶ほしい
- はとバス
- 郵便車
- ポンプ車
- パトカー
- 新幹線
- 飛行機
- 白バイ
- サファリバス
- タンクローリー
- ホイールローダー
- ブルドーザー
- タクシー
- バイク
- 自転車
- しゅぽぽ
- ヘリコプター
- ききゅう
- 目、鼻、口、のど、耳、背中など
- 食べたい、食べてる
- メガネ
- メガネほしい
- バイバイー
- なってね
- ジャンプ
- ナイスー
- 刺さってる、刺してる
- すくってる
- つかんでる
- サンダル
- 頑張った
- えらかったね
- 何してるの?
- すきだよ
- 愛してる
- アイス
- ジョージ
- ティッシュ
- カレンダー
- はーい
- 頭
- おむつ
- だーいすき
- かわいいねえ
- ぷしゅりる(プリウス)
- カレー
- スプーン
- フォーク
- スタイ
- 起きたよ
- さみしよ
- できた!
- ピーポーピーポー
- おめでとー
- あける
- いっぱい
- いらん
- いたい
- スペーシア
- タント
- タフト
- おかわり
ざっと撮影した動画と、
記憶をたどってこのくらいは
さっと出てきました。
むしろ今は、親が言ったことを
キレイに復唱できるほどの
状態になってきました。
そんなことまで言えるの!?
って感じに仕上がってます。
”あいうえお~わおん”も
あとに続いてですが、
おっかけ発音が出来ています。
ちなみに、初めての三語文が
とと、ウ〇コしてる。
周囲の反応
よくしゃべりますねー!!
とびっくりされることが多いです。
実際、私もこんなにおしゃべりな
2歳児を見たことがありません(笑)
面白い光景です。
効果
人間だけが言語を
操ることができます。
それに加えて
思考するのにも、
言語が必要です。
基礎に当たる部分を、
早い段階で把握できていれば
言葉を早く理解できる
のではないか?
という閃きから、
実践するようにしましたが、
これは正解でした。
皆さんもぜひ試してみてください。
赤ちゃん言葉を使わない
ふたつめは、
赤ちゃん言葉をできるだけ使わない。
つい、車のことを”ブーブー”とか
水のことを”ちゃぷちゃぷ”とか
言いたくなってしまうのですが、
今回、うちの家庭においては、
できるだけ
赤ちゃん言葉使わないでおこう
という方針を立て、
関わるように努めてきました。
一部
” 汽車 ” のことを ” しゅぽぽ ”
で覚えてしまったりなど
すべてではありませんが
頑張っております。
そうしているうちに
初めて発した言葉は
ハスラー!
でした。
ブーブーとかではなく、車名ですか?
ってなるかと思いますが
なんだかそれも、面白いものでした。
できれば、”パパ” ”ママ”を先行して
覚えてほしかったところですが
それも一興ですねと感心しました。
プリウスについては
ぷしゅりる!
と言い、言えていませんが(笑)
とてもかわいいので
そのままでもよいか
と思っています(笑)
一人の人として扱う。
赤ちゃん言葉を使わないように心がけていると、なんだか、赤ちゃんというよりは一人の人として見えてくるところがあり、実際に、一人の人として対峙するようになってきます。
赤ちゃんと言っても、あくまで一人の人間だな。
というのが率直な意見で、自立していくことを結局求められるのであれば、それの修練は早いうちに行っていて損はないのではないか?という発想です。
この辺は、価値観の違いも もちろんありますので、各家庭、様々な意見があると思われますが、あくまで、わたくしの家庭において、実施している内容になりますので、ご了承いただきたいです。
ご意見等、いただければ幸いです。(過度な要求するという意味ではありませんのであしからず。)
事前にどのような行動を行うか説明する
一人の人として付き合っていく中で、
次のような行動が必要になってきます。
赤ちゃんは、今日、
どんな一日を過ごすのか、
わかりません。
我々、親が、情報を発信しない限り、
ただ漠然と過ごすことになります。
されるがままです。
言葉が通じないから、
何も言わなくていいのではなくて、
一人の人として、
付き合っていくためには、
話が通じない相手に対しても
しっかり語り掛けていく
という行動につなげなくては
いけません。
ただただ振り回されるだけでは、
面白くないでしょうし、
それこそベビちゃん扱いです。
受け身な状態ではなくて、
しっかりと主体性をもって
行動してほしいという願いです。
しっかりと先に行う情報を、
事前に共有し、
その日を行動していく
というスタイルをとります。
具体例
具体的には、
当面何時間かのスケジュールを
事前にしっかりと伝えていきます。
それも、
結構詳細な内容まで伝えていくことが
肝心かと。
自分なりの話し言葉で
よいと思うのですが
わたくしの家庭場合
○○ちゃん(子供の名前)
今から、手を洗って、
椅子を用意して、
座って、 いただきますしてから
ごはん食べよっか。
ご飯食べ終わたら、
ごちそうさまして、
手を拭いて、
お片付けしよーね。
そのあと、靴はいて
お出かけ!
お母さんの実家へ行って、
○○ちゃんに会うよー。
楽しみだねー。
そのあとお母さんの友達の
○○ちゃんのところへ行こっか。
今日は会うお約束してるからねー。
○○君と会えるからねー
いっぱい遊ぼっかー!
このような感じのやり取りを、
当面の予定が見えている時点で行います。
最初は、赤ちゃんさんは「は?」
って感じかもしれませんが、
だんだんと
レスポンスが発生してきます。
生活は、同じことの繰り返しですし、
大体生活パターンとともに
これはあれのこと言ってるんだろうなー
という感じに理解が深まってきます。
”黙ってやってしまうのか”
それとも
”伝えてやるのか”
この差は日増しに
大きくなってゆくことでしょう。
しっかりと、
具体的な行動を言語で伝えていく。
ということを心がけるのが
良い関係を築く手助け
になると思います。
テレビを見るときは字幕を出してあげる
赤ちゃんに対して
しっかりと声を掛けながら、
生活をしていく中で、
その後の発展を想像すると、
文字を理解できるスキルについて
考えが至ります。
しっかり耳から、
言葉が理解できると同時に、
文字の理解も促していくために
有用な手法として
テレビを見る機会に字幕を出してあげる
と効果的になります。
具体例
例えば、録画してあるジブリ作品など、
繰り返し見る作品などは
とても効果が期待できます。
毎回、同じセリフの中で
字幕として文字を表示して
くれることになります。
人間にとって、
視覚からの情報というのは
”百聞は一見にしかず”というように
影響力が高く、言葉と連動して
入ってくる文字情報が
”字幕表示”によって付与されるため、
フラッシュ的に音に関連付けされ
”強い結びつき”が構築されるようです。
一部、字幕がずれて表示されてしまう
番組がありますが、これらは字幕表示を
消してあげることが望ましいでしょう。
まとめ
子供の発語に関して
親ができる手助け3選。
・あいうえお声掛け。
・赤ちゃん言葉を使わない。
・テレビを見るときは
字幕を表示してあげる。
これらは、すべて
生活の中で連動していくことになります。
マテリアルとしての
「あ、い、う、え、お」をしっかり把握。
日常会話(事前に行う行動を伝える)
口語言葉を聴覚から入れる。
基礎部分”あいうえお”の刷り込みを
平行して続けているため、
結びついた時に
効果が爆発的に発揮される。
理解が早まる。
赤ちゃん言葉を使用しないため、
一度覚えた言葉を再度
覚え直すという
無駄な作業が発生しないため、
赤ちゃん本人に
無駄な疑念を抱かせずに、
時間を削減できる。
テレビ視聴から、
字幕による文字の視覚情報を
自然と認識させることができるため
文字認識が早い段階で行えるようになる。
脳が柔軟なうちに、
しっかり、認識できることが多くなるため、
結果的に、思考のベースとなるものを習得し、
発語につながる。
言葉は、
思考するために必要な
ツールとなります。
赤ちゃんは間違いなく
言葉を知らない、理解できないうちは、
映像思考を行っています。
ここへ言語思考をプラスしていくことで、
脳の発達の加速度は増すのです。
以上、
ご参考までに、
今後の赤ちゃんとの
関わりにおいて
少しでも
何かしらのひらめきに
つながれば幸いです。
ではまた!